島根県糖尿病療養指導士
10人に1人は糖尿病??

糖尿病は厚生省の調査では患者さんの数が日本全体で690万人、患者さんの可能性が否定できない人が1,370万人という結果が出ています。
日本人の10人に1人以上が「糖尿病ではない!」と断言できない状態なのです。

糖尿病の診療で中心的で指導的な立場にある、日本糖尿病学会の専門医は2005年5月には、3,000人余りです。
糖尿病の患者さんの数や糖尿病を否定できない人の数に比べると専門の医師の数があまりに少なく、満足できる医療を提供しているとはいえない状態です。
この様な状態を解消するために様々な団体が「糖尿病療養指導士」の制度を作ることになりました。

療養指導士という制度はアメリカには1985年に同様の制度が発足しており、糖尿病の療養指導で医師に匹敵するぐらいの知識を持ち医師の診療の片腕として活躍しています。
日本では医師でなければできない業務もありますが、食事の指導やインスリン注射の指導、運動の強度や量などは医師の指示のもとに患者さんの指導がをすることにより、患者さんの生活の質を高めようとしているわけです。

日本全体では日本糖尿病療養指導士認定機構という団体が日本糖尿病療養指導士を看護師、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士を対象に能力や経験のある方々を講習や試験を実施したうえで認定して全国で活躍しています。

日本国内では日本糖尿病療養支援機構の制度を参考にして各地の実情に合わせた地域糖尿病療養指導士の制度を発足させて、糖尿病の予防や診療のレベルアップに貢献しています。

私たちの島根県糖尿病療養指導士の制度は地域版の糖尿病療養指導士として、島根県の状況に合わせて医師や保健師などもその対象職種に含み糖尿病の一次予防から3次予防までをカバーできるように考えられています。

糖尿病診療のレベルアップ、
そして診療の充実へ

島根県の現状を見てみると、糖尿病の診療で中心的で指導的な立場にある、日本糖尿病学会の専門医は30人足らずです。
糖尿病の患者さんの数や糖尿病を否定できない人の数に比べると専門の医師の数があまりに少なく、満足できる医療や予防活動を提供しているとはいえない状態です。

この様な状態を解消するために平成9年から「島根県糖尿病療養指導士」の制度が、島根県医師会長を委員長として島根県医師会、島根県薬剤師会、島根県栄養士会、島根県検査技師会などの後援を受けて設立しました。

糖尿病の専門医以外の医師を含めて薬剤師、看護師、准看護師、保健師、管理栄養士、栄養士、臨床検査技師、理学療法士、歯科衛生士などの職種を対象に2年間の研修の後、試験を課しその合格者に島根県糖尿病療養指導士の資格を与えています。

島根県糖尿病療養指導士は糖尿病の一次予防つまり地域や団体、個人の発症前の教育から、二次の糖尿病の治療中の指導、三次の様々な合併症や併発症の発生後の指導と幅広く活動することを目的としています。

島根県では発足当時、松江赤十字病院の武田倬先生(現:鳥取県立中央病院院長)を中心として前述の組織を設立し、日本糖尿病学会の認定医以外の医師やその他の医療技術者を2年間で50単位の講義(日本全国から糖尿病診療の第1人者や各分野での専門家にも教育に参加していただいております。)や調理実習、運動療法の実技実習などに加えて学会出席や患者会活動への参加などをさせ、その後に筆記試験と面接試験を課し合格した人を「島根県糖尿病療養指導士」として認定いたしました。(平均合格率89.5%)

こうして医師を含めた医療技術者を育成することが、糖尿病の地域や団体での予防活動、家族や一人ひとりの予防、糖尿病診療のレベルアップにつながり、地域住民や糖尿病患者さんの診療がより充実したものになって来ております。

糖尿病療養指導士は資格としては国家資格でもなく地方自治体などから認められている資格でもありません。
勉強をした人たちだけの間だけでしか通用しない資格です。
それでも受講料5万円を負担して2年間で6回の講習会(1回が2日間)を受講して指導士となろうという意欲のある方々です。

資格取得後も5年間で20単位以上の資格更新のための勉強を続けながら活動しております。

現在4期まで221名が資格を所得し、第1期の資格取得者はそのほとんどが更新を達成しており、ほぼ県下全域をカバーできる状態です。

職種の内訳は、医師11名、薬剤師18名、看護師68名、准看護師5名、保健師31名、管理栄養士59名、栄養士11名、臨床検査技師12名、理学療法士4名、歯科衛生士2名の合計221名です。

島根糖尿病療養指導士の活動や糖尿病専門医などの活動をいっそう活発にするために、2006年4月からNPO法人島根糖尿病療養支援機構(事務局:益田市・松本医院内)を設立し具体的な糖尿病に関する教育や支援活動を開始いたしました。

NPO法人島根糖尿病療養支援機構役員名簿

理事長:松本 祐二(益田市:松本医院・医師)
副理事長:田中 美紗子(松江市:松江記念病院・管理栄養士)
副理事長:並河 整 (松江市:並河内科クリニック・医師)
理事:佐藤 利昭(松江市:松江赤十字病院・医師)
理事:乗本 道子(安来市:安来市立病院・医師)   
理事:伊東 康男(出雲市:島根県立中央病院・医師)
理事:福庭 洋(松江市:福庭内科医院・医師)
理事:山根 雄幸(浜田市:医療法人慈誠会山根病院・医師)
理事:手納 信一(出雲市:手納医院・医師)
  
監事:泉  典子(松江市:さくら薬局・薬剤師)

島根糖尿病療養支援機構

島根県糖尿病療養指導士認定機構を構成する団体や組織

日本糖尿病学会専門医、島根県医師会、島根県薬剤医師会、島根県看護協会、 島根県栄養士会、島根県検査技師会、糖尿病を考える会、 島根県糖尿病療養指導士会

詳しい内容につきましては私のところにお問い合わせ下さい。

 
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平成18年第5期生の受講生が決定して11月から講習会が開催されます。
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